財務スキル - JUNICHIBLOG

一定期間の経営の成績表（利益）

1年間でいくら利益を出したか

一時点の財務状態の指標

①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す

②会社資金の調達と運用の状態を表す

売上総利益＝本業の利益（売上高から売上原価を差し引いて算出）

コーヒーの販売が本業です。

単純にコーヒーを売って、その対価にお金を払ってもらったものが売り上げ。

コーヒーの原価が売上原価、そしてその差分が売上総利益

100円（販売対価）-50円（商品原価）=50円（商品粗利益）

販売対価-商品原価=商品粗利益

営業利益＝売上総利益から販売費と一般管理費（販管費）を差し引いて算出

コーヒーを売るためには人、場所、集客が必要

・従業員給料

・広告宣伝費

・店舗の賃料

商品を販売するための間接的なコスト

100円（売上高）-50円（売上原価）-30円（販管費）=20円（営業利益）

経常利益=本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出

イベントスペース利用、レッスン料など

・株の売買

・利息収益

本業以外で毎月継続的に発生する利益

100円（売上高）＋50円（営業外収益）-50円（売上原価）-30円（販管費）-20円（営業外費用）=50円（経常利益）

税引前当期純利益=当期に発生した全ての事象を加味した利益

・キッチン故障

・店舗の売却

毎月ではなく単発的、突発的な損益

100円（売上高）＋50円（営業外収益）＋30円（特別利益）-50円（売上原価）-30円（販管費）-20円（営業外費用）-30円（特別損失）=50円（税引前当期純利益）

当期純利益=当期に発生した全ての事象を加味した利益